【初心者向け】確定申告で経費はどこに書く?書き方と具体例をやさしく解説!


確定申告をするとき、「経費ってどこに書けばいいの?」「入力する場所を間違えたらどうしよう…」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、確定申告の経費の書き方・入力欄・記入例・よくある注意点まで、やさしく、具体的にご紹介します。初めての方にもわかりやすい内容ですので、ぜひ参考にしてください。


そもそも「経費」とは?【確定申告における意味】

確定申告において「経費」とは、収入を得るために使ったお金のこと。
たとえば、以下のような支出が経費にあたります。

  • フリーランスの人が使った文房具代やPC購入費

  • 自営業の人が支払った店舗の家賃

  • ブログ運営者が使ったサーバー代や取材交通費 など

経費を正しく申告すると、課税される所得を減らすことができ、結果的に節税につながります。


【結論】経費は「収支内訳書」または「青色申告決算書」に書く

経費の記入欄は、申告方式によって異なります。

申告の種類 経費を記入する書類
白色申告(簡易) 収支内訳書
青色申告(65万円控除など) 青色申告決算書(損益計算書)

◆ 白色申告の場合:収支内訳書の「経費の内訳」欄

  • 「収入金額」と「必要経費」の欄があります

  • 経費の項目別(例:通信費・水道光熱費・旅費交通費)に分けて記入します

◆ 青色申告の場合:青色申告決算書の「損益計算書」欄

  • 第1表の「経費」項目に分類して入力

  • より詳細な仕訳帳や総勘定元帳と整合性を持たせる必要があります


具体的な経費の書き方【例付きで解説】

例)自営業でブログを運営している人のケース

  • サーバー代(通信費)

  • 書籍購入(新聞図書費)

  • 画像編集アプリ(消耗品費)

  • カフェでの作業費(会議費)など

経費項目 書く場所(例)
サーバー代 通信費
書籍代 新聞図書費
ソフト購入 消耗品費
カフェ利用 会議費/接待交際費(目的による)

それぞれ、領収書やレシートを保管しておくことが重要です。クラウド会計ソフトを使うと自動で分類できて便利です。


書くときの注意点:よくある3つの落とし穴

1. プライベートの支出を経費にしない

業務と無関係な支出(家族旅行や私的な買い物など)は経費になりません。

2. 経費の「二重計上」に注意

同じ支出を複数項目に書いてしまうと、税務署から指摘されることも。

3. 経費の内容は「具体的」に

「雑費」などでまとめすぎると不審に見られることもあるため、可能な限り明細を分けて記載しましょう。


初心者におすすめの対策:クラウド会計ソフトの活用

確定申告の入力が不安な方は、freee(フリー)やマネーフォワードなどの会計ソフトを使うと安心です。
レシート撮影→仕訳→申告書作成まで一括対応できるため、記入ミスや記載漏れを防げます。


よくある質問(Q&A)

Q. 経費が多すぎると怪しまれますか?

→ 妥当な範囲であれば問題ありませんが、収入に対して経費が極端に多い場合は確認される可能性があります。内容を説明できるようにしておきましょう。

Q. 経費の証拠がない場合はどうすれば?

→ 原則、領収書やレシートが必要ですが、出金伝票やクレジット明細、メモなどの記録でも代用できるケースがあります。


まとめ:経費の記入は「正しく・わかりやすく」がポイント

  • 経費は収支内訳書(白色申告)または青色申告決算書に記載する

  • 経費項目ごとに正確に書くことが大切

  • 節税のためにも、経費の正しい管理と記入を心がけよう

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