一度は体験したい「台湾の夜」｜夜市だけじゃない、心ときめく過ごし方7選

「台湾の夜って、夜市だけ？」
…そんな風に思っていませんか？

もちろん、夜市も魅力的。でもそれだけではありません。
台湾には、夜だからこそ味わえる心に残る体験や景色、美味しさ、文化がたくさんあるんです。

この記事では、ガイドブックには載っていないような台湾の夜を120％楽しむ方法を、やわらかく、親しみやすくご紹介します。旅行初心者の方でも安心できるよう、具体的な場所や体験、現地でのコツもしっかりと解説します。

1. 台北夜市だけじゃない！ローカルが通う夜ごはんスポット

台湾といえば士林夜市や饒河街夜市などが有名ですが、実は地元の人が通う小さな夜市や屋台通りも充実しています。

たとえば、「南機場夜市」はローカル色が強く、観光客が少なめ。
揚げたての大根餅や鴨肉飯など、夜ごはんにぴったりなローカルグルメがリーズナブルに楽しめます。

映画『千と千尋の神隠し』のモデルとも言われる**九份（きゅうふん）**は、日中は観光客で大混雑ですが、夜になると幻想的な静けさが漂います。

提灯に照らされた石畳の階段を、静かに歩くだけでも特別な時間。
夜景を眺めながら、伝統茶屋で台湾茶をすする時間は、非日常を味わいたい人にぴったりです。

観光でたくさん歩いた足には、夜のマッサージが天国のようなご褒美に。
台湾の足裏マッサージや全身オイルマッサージは、価格が安いのにクオリティが高いと評判です。

台北市内には24時間営業のマッサージ店もあり、深夜でも安心してリラックスできます。

台北近郊の北投温泉や、東部の礁渓温泉は、夜にこそ訪れてほしい癒やしスポット。
人も少なく、湯気に包まれた露天風呂で静かに過ごす時間は、昼とは別世界。

温泉街の小さな食堂で、熱々の麺料理を食べるのも楽しみのひとつです。

台北101の展望台から見る景色もいいけれど、外から台北101を眺めるなら「象山」がおすすめ。
夕方から登りはじめ、夜景が灯る時間に合わせて山頂へ行くと、台北の夜景を一望できる絶景が待っています。

登山といってもライトなハイキング感覚で行けるので、旅行者にも人気です。

・**夜間営業の書店「誠品書店」**でのんびり本を眺める
・夜の台南や台中の古跡ライトアップをゆっくり楽しむ
・映画館やライブハウスでローカルカルチャーを体感する

台湾の夜は、ただ「にぎやか」なだけじゃなく、静かで知的な楽しみ方もできるのが魅力です。

夜に観光する際、移動手段の安全性も大事なポイントですよね。

台湾では、MRT（地下鉄）が夜遅くまで運行しており、観光地からの帰りも安心。
また、「YouBike（ユーバイク）」というシェア自転車も利用でき、ちょっとした移動にも便利です。

Q. 台湾の夜って安全？
→ MRTやバスなど公共交通機関は整備されていて、主要エリアは比較的安全。ただし深夜は人通りの少ない道を避け、スマホで地図を確認しながら行動するのが安心です。

Q. 女性一人でも楽しめる？
→ はい。室内型の夜市やショッピングモール、夜の温泉やマッサージなど、女性一人でもリラックスして楽しめる場所が多くあります。

Q. 夜でも営業しているカフェはある？
→ 台北市内や台中市内には深夜営業しているカフェも増えてきています。Wi-Fi完備のカフェでゆったり夜時間を過ごすのもおすすめです。

「台湾の夜＝夜市だけ」ではもったいない！
現地でしか味わえない静けさや、ローカルにしか知られていない隠れスポット。
さらには、マッサージや温泉、夜景スポットなど、心も体も満たされる要素がたっぷり詰まっています。

台湾に行くなら、ぜひ“夜”の時間も予定に入れてみてください。
あなたの旅がもっと特別になるはずです。